設立趣旨


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 奈良は日本のふるさとの地であり、現在も多くの歴史遺産と景勝地を持つ地域です。そこにはただ建物や風景が残るだけでなく、人々が脈々と受け継いできた文化や風習が残っています。それは奈良の人々がいなければ、どこかで途絶えていたかもしれないものであり、今いる私たちもそうした紡がれた歴史の上に立っています。
 一方で過度に進んだ都市への集中がひとつの要因として、奈良から多くの人財が流出している現状にあります。大学進学や就職を機に、他府県への転出が進んでいること、また居住地を奈良に残したまま昼間に他府県へ通勤・通学をする「奈良府民」が増加していることなどの社会現象が顕在化し、奈良の次代を担う人財が地域に定着しにくいという問題に直面しています。
 そこで私たちは、地域と人とをつないでいくこと、また次世代としてこれからを見据えていくことが必要であると考えました。これらの社会的課題の克服には、法人化を早急に進めて高い社会的信用を獲得し、広く地域社会の各層と連携・協働を進めていかねばなりません。次代の奈良がより多くのこれからの人財の意思と意義を持って活動できる環境づくりを目指すべく、「人と地域社会とをつなぐ架け橋となり、次世代の担い手が活躍する環境をつくる」ことをミッションに据えた団体を設立するに至りました。そして、これら諸般の事情を勘案するとき、我々の掲げる目的を実現するには法人格の所有が成否を大きく左右する要件であると考え、ここに「特定非営利活動法人(NPO法人)ならゆうし」を設立するべく決意した次第であります。

(2012年7月30日・法人設立総会にて)